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国立台湾博物館 黄氏節孝坊

 国立台湾博物館の建物に向かって左側に黄氏節孝坊があります。日本にある鳥居のように見えるこの石門は、中国語で「碑坊」と呼ばれるもので先人の功績を称え偲ぶために建てられたアーチです。「節孝坊」は、一般的に貞節を守った人を称える牌坊です。二二八和平公園内には「急公好義坊」もあります。
 黄氏節孝坊(三級古蹟)は、16歳で富豪の王家霖に嫁ぎ、28歳の若さで夫を亡くした後、貞節を守り続けた黄氏を称えて、1882年に息子の黄天錫により東門内(現在の総統府駐車場付近)に建てられました。牌坊の形式は、四柱三間三樓となっており、龍や麒麟の装飾が施されています。
 
黄氏節孝坊
 
龍の装飾
 
麒麟の装飾
 

 

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