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金瓜石 観光案内


 金瓜石(きんかせき、ジングァシー、Jinguashi)は、新北市瑞芳区にある集落です。清代末の1890年に基隆川で砂金が発見され、1893年に九份で金鉱脈が発見され、翌年の1894年には金瓜石での金鉱脈が見つかりました。1895年になると日清戦争の戦後処理により台湾が日本へ割譲され、1945年まで続く日本統治時代に入ります。1896年には早くも日本資本(田中組)により金瓜石鉱山で金の採掘が始まりました。かつては北東アジア最大級の金鉱山といわれ、1930年代に最盛期を迎え、その後次第に採掘量が減り、戦時中の1943年(昭和18年)に金の採掘が中止されました。終戦と共に金瓜石鉱山が中華民国に接収され、再び採掘が始められましたが、掘り尽くされた感のあった鉱山は最盛期の採掘量に戻ること無く、1985年に廃業しました。約90年間の歴史で、総生産量は粗礦量約2,500万t、純金120t、純銀250t、銅25万tとされています。
 現在の金瓜石鉱山は、「金瓜石黄金博物園区」として観光化され、黄金博物館(鉱山事務所を改築した金の博物館、内部には世界最大級の金塊(220.3キロ)を展示)、太子賓館(日本統治時代に当時の皇太子(後の昭和天皇)が金瓜石の鉱山産業を視察する際に迎賓館として利用するために建てられた純和風の建物)、日本人宿舎、黄金神社、勧済堂、黄金瀑布、茶壷山、陰陽海などがあります。
 
金瓜石地図(Map of Jinguashi, Ruifang District, New Taipei City, Taiwan (Republic of China))
 
金瓜石 地図 読み込み中.....
 
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金瓜石の観光名所と交通機関
 1. 金瓜石バスターミナル / 金瓜石車站
 2. 黄金博物園区遊客中心:所在地 新北市瑞芳区金瓜石金光路8号
 3. 日本式宿舎 / 日式宿舎
 4. 太子賓館:日本統治時代に当時の皇太子(後の昭和天皇)が金瓜石の鉱山産業を視察する際に迎賓館として利用するために建てられた純和風の建物、なお実際には皇太子の金瓜石鉱山視察は行われませんでした。
 5. 金瓜石病院跡広場 / 金瓜石醫院舊址廣場
 6. 祈堂老街
 7. 勧済堂
 8. 新北市立黄金博物館
 9. 本山五坑
 10. 黄金神社
 11. 瑞芳黄金瀑布:金瓜石の中心部から黄金瀑布まで車で7分(北東へ道なりで2.4km)、徒歩では25分(1.8km)、地図外上
 12. 陰陽海:金瓜石の中心部から黄金瀑布を経て陰陽海まで車で8分(北東へ道なりで2.4km)、徒歩では30分(2.1km)、地図外上
 

 
サイト内で紹介している新北市の観光名所
九フン鶯歌淡水烏来三峡金山金瓜石
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