故宮博物院の収蔵品の中で代表的存在が翠玉白菜(すいぎょく はくさい)です。白菜の白い部分と葉の緑の部分を天然の色でうまく表現しています。葉の部分には、キリギリス(または、イナゴ)が彫られています。翠玉白菜は、清末期の光緒帝の妃として嫁入りした瑾妃のお嫁入り道具といわれています。白菜の白は清廉潔白(娘の純潔)を象徴し、キリギリスは子孫繁栄(多産)を象徴しています。高さ18.7cm、幅9.1cm、厚さ5.0cm
葉の部分に彫刻されたキリギリス
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