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台北 観光案内
大龍峒 保安宮
台北の北西部・淡水河と基隆河に挟まれたエリア(大龍峒=だいりゅうどう)にある
保安宮は医療と長寿の神様「保生大帝」を祀った廟です。伝説によれば、清朝の乾隆7年(1742年)に中国福建省泉州同安県から台湾に移住した人々が小さな祠に保生大帝の神像を祀ったのが始まりとされ、乾隆25年(1760年)には今日見られる堂宇が完成したと伝えられています。なお、台湾の歴史書「台湾文化志」によれば嘉慶10年(1805年)に保安宮の建立が始まり、25年後の道光10年(1830年)に全体が完成したと記されています。保安宮は、萬華区にある
龍山寺、同じく萬華区の康定路と長沙街二段の交差点にある清水巌(せいすいごん、祖師廟とも呼ばれる)と並んで台北市の三大名刹に数えられています。
参観時間:終日、拝観料:無料、
公式サイト:
保安宮(中国語、英語)
保安宮の主神である
保生大帝(ほせいたいてい、大道公、呉真人)は、実在の人物です。宋朝太平興国4年(979年)に福建省泉州同安県白礁郷に生まれ、幼い頃より博学の子供と知られ、長じてからは医学を修め多くの人々を救いました。57歳で亡くなった時には鶴に乗って昇天したと伝えられています。保安宮には他に、
神農大帝(医薬と農業の神様)、
孔聖夫子(学問の神様)、関聖帝君(三国時代・蜀の武将 関羽、古くは武神、信義に厚かった事から現在は商業の神様)、玄天上帝(中国での北方の守護神)、
天上聖母(海の神様、媽祖とも呼ばれる)、
註生娘娘(ちゅうせいにゃんにゃん、安産・子宝の神様)、
福徳正神(自然神の地神で土地公とも呼ばれる)などの諸神も祀られています。
保安宮の前殿(正面入口の門)の写真です。
Google Map を利用した保安宮 地図です。オレンジ色のバルーンアイコンが保安宮です。青色のバルーンアイコンは、周辺の見どころ(孔子廟)・交通機関(MRT圓山駅)です。インタラクティブ地図のため拡大縮小ができますので、周辺の詳細地図も見ることが出来ます。
保安宮 地図 読み込み中.....
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住所:台北市哈密街61号
行き方:MRT
淡水線「
圓山」駅下車(2番出口)し、西へ徒歩10分
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