六合夜市(ナイトマーケット)に足を運ばなければ、高雄に行ったとは言えません。1950年、現在の高雄市新興区大港埔近くの空き地に屋台がぽつぽつと出たのがこの夜市の始まり。その後、屋台はどんどん増え続け、あっという間に「小吃」(B級グルメ)で名を馳せる「大港埔夜市」を形成していました。そして、規模はどんどん拡大し、いまの六合夜市になりました。この夜市は高雄駅から目と鼻の先のところにあります。
高雄85ビル(東帝士85国際広場大楼):高雄のシンボル。台湾で二番に高いビル(378m)です。75階の展望台までは分速600mと言う超高速のエレベーター(有料)でいけます。展望台からの眺望は素晴らしく、高雄港や高雄市内を一望できます。高雄金典酒店が38〜70階にあります。
旗津輪度(渡し船):市街地の鼓山輪度乗り場と対岸の旗津半島の旗津輪度乗り場を約10分でつないでいます。人はもちろん、自転車・バイクも載せることが出来ます。短時間ですが、高雄港に浮かぶ船を見ながら、ちょっとした船旅です。旗津輪度には、人力三輪車(インドのサイクルリキシャと同じような物)があります。
高雄西子湾旧英国領事館:旧英国領事館は1858年、台湾最初の正式な外国領事館として、西子湾の小高い丘に建てられました。館内には、当時の貴重な歴史資料、写真、文物などが陳列されており、高雄史跡文物館とも呼ばれています。
雄鎮北門(與港口砲台跡)は哨船頭砲台の額に題した字で、この小型な砲台は高雄港の入り口にあり清朝に建設さました。旗後砲台と共に高雄を守った事で知られています。
高雄歴史博物館は、日本統治時代に建てられたコロニアル風の建物です。旧高雄市役所です。バランスの取れた美しい建築物です。展示は、打狗布袋劇(人形劇)の人形展示が見ものです。
高雄車站 旧駅舎(現 高雄願景館)
日本統治時代に建てられた駅舎です。地下鉄と台湾新幹線の駅建設に伴い、2002年に新しい駅へ役目をバトンタッチし、観光展示スペース「高雄願景館」に衣替えし再出発しました。
龍の口が入口、虎の口が出口になった龍虎塔は、1976年、春秋閣から約700 メートルのところに建てられた塔です。外観が生き生きと躍動感にあふれた二つの塔があります。龍塔の方には、中国人が親孝行の模範と認める「二十四孝子」や悪人が地獄で受ける「閻魔大王審罰刑図」、虎塔の方には「十二賢士」や天国の世界を描いた「十殿玉皇大帝三十六宮将図」などの絵が飾られています。
春秋閣は、春閣・秋閣の同じ大きさのふたつの塔からなっています。1951年、武聖、関羽を祭って建てられました。春閣と秋閣の間には、騎龍観音像が立てられます。騎龍観音像には、観音菩薩が雲の間から龍に乗って現れ、信者にその姿の像を現在の位置に立てるよう命じたという伝説があります。
啓明堂は、春秋閣の前にどーんと立っています。中国式デコレーションが随所にあり、いろいろ見て楽しいめます。
鳳山舊城(左営旧城)は、280年の歴史を持った旧城です、1825年(道光5年)建造。北門(拱辰門)、南門(啓文門)、東門(鳳儀門)の古跡が残っています。台湾最初の石造城郭とされています。蓮池潭と共に、清朝の鳳山八景の1つとなっています。
玄天上帝神像 (池に浮かぶ像) |
蓮池潭 五里亭 (中国式楼閣) |
鳳邑旧城 城隍廟 (左営城隍廟) |